Column コラム

オシャレマデイラ

2022.3.31

スタバのマティーニ

すっかりご無沙汰してしまいました。
東京は桜が満開となり、今が見ごろといったところです。
先日、中目黒のスターバックス リザーブ ロースタリーさんを目指して向かったのですが、さすが都内屈指の桜の名所目黒川…整理券配布のうえ、120分待ち、ということなので諦めました。
なんで、そんな混雑している時に…というのは、実はここの3階にあるバーで期間限定のマティーニ飲み比べがあるのですが、そのひとつにバーベイトレインウォーター5年が使われていて飲みに行きたかったのです。
「エスプレッソ マティーニ フライト」こんな感じ
「へー!マデイラワインってカクテルにも使われるんだ」と思われた方もいらっしゃったかもしれませんね。
カクテルにももちろん使ってOK!
マデイラにこんな飲み方はダメ!ということはありません。
マデイラを使ったカクテルとはどんな感じなのか?
その雰囲気をお伝えしたいと思います(^^)/

ネグローニも

例えば。
先ほど出てきた、マティーニはもともとはジンベース。
でもウォッカベースなど色々ベースのお酒を変えることで違うレシピとなります。
マデイラを使って「マデイラのスイートマティーニ」
ジンに加えてほんのりした甘さのマデイラ(バーベイトマルヴァジア10年)とさらにマデイラワインがベースのヴェルモット「MOOT」を使うことで、マデイラの味わいを残しつつマティーニの雰囲気が出てきます。
それから、カンパリの鮮やかな赤い色が印象的な「ネグローニ」。
こちらもジンベースですが、ジンの代わりにマデイラを使って「マデイラのネグローニ」になりました。
カンパリの苦味とマデイラの甘さが絶妙なバランスでした。
カクテルの名前とベースのお酒が結びついていない私はカクテルの名前を見ても「これってどんな味だっけ?」となるのですが、バーテンダーさんに「マデイラを使って何か」というリクエストをしたら、こんなアレンジで出してくださいました!
ちなみに、京都のBAR Kingdomさんという名店で頂いたのですが、こんな無茶ぶりでもささっとカッコよく美しくておいしいカクテルを作ってしまうのが、木戸さんのすごいところ。
カクテルには無限の広がりがあるというのも奥深くて楽しいですね。

なに?紅茶?

それから、こちらも京都ですが、Teastand Tさんというミルクティーのお店の夜の営業時間帯に自家製紅茶シロップで造った「マデイラボール」も面白い組み合わせです。
紅茶屋さんの選りすぐりのフレーヴァーティーシロップにマデイラワイン(こちらもバーベイトマルヴァジア10年)を注ぎ炭酸で割ります。
優しい甘さの香りとスッキリした味わいで、カジュアルに楽しめます。
少し気温が上がってきたときにこのまるっこい可愛いグラスで、ぐびっと飲みたいですね。

でもバーって怖いイメージ...

単純にマデイラワインをトニックウォーターやソーダで割って飲むのは簡単に自分で作れてしまう「カクテル」ですが、お店でプロのバーテンダーさんに作ってもらうのはまた格別です。
クラブマデイラのお店には、バーがたくさんあります。
中でもBar Robertaさんは2015年に行われた「PBO COCKTAIL&BAR FESTA 2015」でのマデイラカクテルコンペティションで優勝された堀内さんのお店です。
クラブマデイラのお店は気軽に入れるお店が多いですし、バーを体験されたことが無い方、またマデイラのカクテルを飲んだことが無い方、是非体験されてみてください。
「いつものマデイラ」「オシャレマデイラ」に変わりますよ(^^)